2025.5/20@近江八幡火曜日校ネクストコース

ネクストコース

パス&コントロール

ロンド移動式

4vs3

GAME

右足、左足、ダイレクトと6項目の止めて蹴るを行いました。

グループでの競争もいれて速さも求めながら質を高めてもらいました。

当たり前に止めて蹴ることはもちろんその速さと質にどこまでこだわれるかが上に行く選手とそうでない選手の違いです。

トップレベルの練習はその質と全員の意識が違います。

その基準でやろうとすることは自分たちからできるのでその基準は常に求めていきたいと思います。

ロンドもグリットが広い中で1タッチ移動式にして動きながら相手の重心の逆をつくようなパスの出し方、時間を作るバックステップの動き含めて細かい技術が求められます。味方に時間を作ってあげるためのパススピードや、すぐに出さずに少し自分のところで空間を使って時間を稼いで味方がサポートする時間を作ったりとミスの少ない選手、いい選手はこのあたりがこのトレーニングをしていてもうまいと感じます。

4vs3では前進をテーマにフリーな選手からスペースを基準に考えながら突破を図ってもらいました。

攻撃側は構造上数的有利なのでフリーな選手から前進すること。そのために全体を見ることを求めました。相手が下がっているのに無闇に突っ込むと数的有利の効果が薄れてしまいます。

後ろにスペースがあるならパスを繋ぎながら相手が奪いにきて裏や前の選手にスペースができた時に前進するなど相手の全体の矢印を見ながらプレーする必要があります。

守備側は逆に数的不利なのでどう数的同数にするか、逆サイドは捨てて近い局面でボールを奪いに行く瞬間も作ることが数的不利の守備では大事になります。今回は少しそこまで伝えられませんでしたがそういうことが必要になるとコーチングの質だったり個人戦術も必須になるので技術だけでなく戦術理解も身につけて行ってほしいなと思います。

トレーニング中にゆるい雰囲気になっていたので厳しく指摘しました。

楽しくやるなとは思いませんが楽しいとはの定義が違うと。

本気でボールを奪いに行く、奪われない、点を取る。点を取らせない。その極限の勝負の中でプレーするから楽しい。そういう状態で日々トレーニングしてほしいです。

県大会の引退がかかった試合くらいの気持ちでやれている選手は?と聞いたらほとんどがやれていない選手でした。

トレセンに選ばれたい、上に行きたい。そう思ってきているはずなのにそういった選手以上に上手くなってやろうという気持ちがないといつまで経っても追いつき追い越すことはできません。

厳しくいうとそういう意識だから14に来ているかもしれないと伝えました。

いい選手はJリーグの下部組織の本家のスクールに選ばれて6年であれば今頃、ジュニアユースへのスカウトもされていることでしょう。

もちろん14でも学べることはたくさんあるとは思いますがいい選手はもっと上にいます。

ただ今いる環境でその選手たちより上手くなる意識がないと絶対に成長しません。

逆にその意識で毎週強度高く14のトレーニングを積んでいけばもっと成長できるはずです。

それくらいできるメンバーだと確信しています。実際に厳しく指摘した後は強度も高く切り替えも早く素晴らしい内容でした。

その中でエラーがあることは問題ありません。

その基準でやることがプレッシャーが早く余裕がなくなる。だから早く判断したり、技術を高めないといけない。と課題につながります。

6年生が多い中その基準を自分たちで作っていかないといけないので自覚をもって来週以降もトレーニングに入ってきてほしいと思います。

今回も送迎等ありがとうございました。

代表 國領

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